トヨタ・ヴォクシーVOXY車検整備編
トヨタ・ヴォクシーVOXYの車検を承りました。Y様ありがとうございます。Y様のヴォクシーは何度かご依頼頂いていましたが、車検入庫は初めてになります。先ずは全体の状態がどうなっているのかを点検し、見積もり作成していきます。どこか気になる点があるかお聞きしたところ「前のあたりで不快な音がたまにする」「以前見てもらった車屋さんには問題ないとされたが、音は消えず仕舞い」というお話でした。ここに関してはCAR CLAMPの対処法として2つほど見つけました。運転席足元のエアコン吹き出し口の取付精度があまく、少し揺さぶるとガタガタ音がしていましたので取り付けし直して音を消しました。もう一つナビ取付辺りからの音が走行時たまに鳴りましたので、これも外して取り付けし直してみました。これで様子を見てもらうことにしました。車両全体チェックで見つかったものは、ブレーキ関係ではオイルパイプのサビ、ゴムキャップひび割れと取り付いていない箇所、ブレーキパイプに繋がるブリーザーボルトのサビ侵入、マフラーのサビ。それとエンジンオイルの入り過ぎ、エンジンオイル漏れにじみ、等々色々ありますが、お客様にお伝えしたところ、前回までずっと同じ修理販売店にて点検、オイル交換、車検等全て任せていて、特にオイル漏れにじみやマフラーのサビ、ブレーキパイプのサビなどは一切説明を受けいていないとのことでした。「信じられない...」という話でした。車を保有するユーザーは住まいも変われば使用条件も変わります。そういった時にいかにきちんとした整備や修理作業をしていたかが分かります。しっかりと車両整備や管理をできる車屋さんが増えることを願います。そういったことを考慮して車検メンテナンスを完了させ納車致しました。サビ、オイル漏れ等は定期的に点検していくことにしました。すべて修理となると高額の為、点検しながらの判断とすることにしました。今回はCAR CLAMPとしても業界全体のことを少し考えてしまうような内容になりました。安さや速さだけで車検を受けるのではなくこういった所のケアをしてくれるとこが増えるといいなと思います。少なくとも当店のお客様の車両には全力でこういったところに更に対処していきたいと思うご依頼内容でした。