ダイハツ・ムーブ下回り錆び穴補強補修・板金塗装
ダイハツ・ムーブ下回りサビ修理の依頼がありました。Y様ありがとうございます。
錆びの状態を詳しく調べてみるとリヤタイヤハウス内のフレーム部分が酷くサビ腐り落ちていて、穴が開き強度が低下している状態でした。すべてを補強するとなると高額になるので部分的にできる限りやることにしました。お客様は他店で断られたのですがカークランプはこういった修理も諦めません。ブレーキホースを固定する部分も剥がれ落ちる寸前という感じでした。ダイハツ・ムーブではサビ腐りやすいところになります。作業は始めにできる限り錆を落とします。落とし切らないと補強材パネルを溶接貼り付けられない為です。現在はボンドの性能が上がり、新車時の組付け時から採用される例もありますが、今回のような年式が経過し下回りの状態が悪い場合はやはり溶接貼り付けが適しています。次に溶接部分と剥がしきれないサビを黒錆転換剤にて抑制します。そして錆にも強い密着性があるパテで密閉し、ノックスドール1600を吹き付けて保護します。タイヤハウス内は特に砂利や小石、水圧を受けますのでノックスドール1600は最適です。薄い塗膜や硬化する防錆剤は剥がれの可能性が上がります。
あとは乾燥させて修理完了です。